2006.03.25 鈴鹿山脈:藤原岳
フォト山紀行
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一昨年のほぼ同じ時期に行ったところに、またフクジュソウを見に行ってきました。前回より雪に覆われているところが多く、咲いている場所は狭くなっていましたが、聖宝寺道の五合目付近と九合目付近にはたくさん咲いていました。
前夜2時に到着し仮眠させていただいた藤原町坂本の翠嵐荘。
翌朝、宿の前から見上げると藤原岳山頂付近の尾根の雪が青空のもと白く輝いていて、気分が高揚する。
宿から20分ほど歩くと、長命水の下の小さな沢を渡りいよいよ山道に。聖宝寺道を登る人は大貝戸道より少ないことを期待していたが、こちらを登る人も多く、混雑していた。
聖宝寺道の五合目のちょっと上に、2年前に来て下ったときには気付かずに通り過ぎてしまったフクジュソウの群落があった。
七合目付近は新しくできた沢を埋めた雪の上を進む
聖宝寺道と大貝戸道の合流する八合目は休憩する人も多い
八合目より上は雪に覆われているところが多い。踏み跡を辿って歩いているといつの間にか夏道をはずれていることが多い。雪の無くなったばかりの所でフクジュソウの新芽を見ると、痛めてしまうのではないかと気になる。植生の保護のため雪があっても夏道をはずれないようにするロープなどが必要になりそうだ。
九合目付近で見かけたフクジュソウとセツブンソウ
御池岳(藤原岳山頂より)
伊吹山(藤原岳山頂より)
下りには大貝戸道を使い、翠嵐荘に泊まり、26日に帰京しました。
 天気に恵まれ、フクジュソウを鑑賞し、山頂からの展望もあり十分満足して帰ってきました。