2008.07.01 雲取山、飛龍山
フォト山紀行

 

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 雲取山には何度か登っていますが飛龍山には登ったことがないので、行ってみたいと思っていました。はじめは雲取山避難小屋に泊まることを考えましたが、コースタイムを調べると1日で歩けそうなので、鴨沢からの日帰りにしました。雲取山の山頂付近、飛龍権現神社から前飛龍付近までの下りと親川付近の下りを除けば、ゆるやかな坂道を延々と歩くコースでした。
鴨沢の駐車場。ここが鴨沢のバス停にもなっていて、青梅街道をはさんでトイレもある。
駐車場の脇にある道標
鴨沢からちょっと行くと道標があり林道から離れるが、また合流する。歩いてきた道は鴨沢への近道と書いてあった。ここでまた林道と離れ山道に入り、雲取山に向かう。
水場
堂所
七ツ石山を巻いてブナ坂へ。ここから日原に下る道にはロープが張ってあって通行禁止になっていた。
ブナ坂を過ぎれば展望の利く尾根道になり、これから歩く飛龍山に連なる尾根がはっきりと見えた。
ヘリポート
奥多摩小屋。ひっそりとしていた。
雲取山避難小屋
雲取山山頂。背景は富士山。
三条ダルミ
三条ダルミを過ぎると小さな笹の生えるなだらかな樹林の道
狼平。一面コケに覆われ、茶色に見えるのはコケの胞子嚢らしい。とてもきれいで別天地のよう。
北天ノタル
飛龍山に向かう道は主に尾根の南斜面あり、このような橋が随所にある。
飛龍山への分岐の道標には『飛龍権現神社』と書いてあるが、この石祠が神社か。
飛龍山山頂。飛龍権現神社から雲取山の方向に戻るような向きに登った。雲取山の方から尾根通しに行く道があるようだが、分岐に気付かなかった。山頂から尾根通しの道を見ると赤布があったので歩けそうだ。
前飛龍
前飛龍付近からこれから歩く幅広で高低差のあまりない天平尾根が見え、これから歩く距離がだいぶあることを実感する。
熊倉山
丹波天平。非常に広いほぼ平らな所。とても珍しい地形だと思う。緩やかな傾斜はずっと続いていて、雪でも積もればどこを歩いて良いか分からなくなってしまいそう。
サヲウラ峠
親川に近づくとこのような廃屋や廃屋跡がいくつもあった。昔はこんな奥にも住居があったのだ。鴨沢からの登山道脇にもあった。
親川の青梅街道に下りたところにある道標。サヲウラ登山口と書いてある。2.5万図にはサオラと書いてあるが、現地の道標はサヲウラだ。ヲとオの違いも興味深い。
 長めのコースだが、無事鴨沢に戻ることができて満足。狼平と丹波天平の景観が素晴らしく、印象深い。
 シャクナゲ、ツツジ、イワカガミはすでに花の時期は終わっていた。他の花はこれからといった感じであまり多くは咲いていなかった。ちょっと残念。