屏風岩山から大滝橋に向かう道を進むと、大滝橋に進む方の道は細い丸太で進まないように注意喚起をするようにされていて右手に非常に明瞭な道がありましたので、先に崩落地でもあるためのバイパスかなと思って右手の道に入りました。
だが道はどんどん南に進み、大滝橋に進む道とは離れてゆきます。よく整備された道なので、中川温泉の辺りにでも降りられると思ったのと、この道がどこに通じているかを確かめたいと思ったのでそのまま進みました。
そのうち沢に向かって下り始めましたが、はっきりとした道が続くので沢に出れば林道があるだろうと高を括っていました。だが沢が近づくと急激に踏み跡は薄くなり心配になってきました。着いた所は笹子沢でした。笹子沢を下る道がないかとちょっと下って堰堤の下を覗くと両岸とも切り立っていて高巻き道があるような地形ではありません。ちょっと上流に戻り小さな赤布を見つけ尾根に取り付きました。急な斜面を必死で登り、二本杉峠から上ノ原に至る道に出た時にはホッとしました。
帰宅後調べると尾根伝いに笹子橋に出るルートがあるようですが、そのルートに入るらしい赤布を見た時によく確かめず道なりに進んでしまいました。 |