大菩薩嶺

雷岩に向う道。相変わらずの人の多さ。踏まれて植物がなくなってしまったためでしょうか登山道の土が流出して岩が露出しているところが多くなったようです。残っている植物は笹が多く、これでは花が咲いていないのはしかたのないことです。

　唐松尾根の道の勾配が急な所は土がたくさん流出して、不安定な石がむき出しになっているところが多く、とても歩きにくい道でした。これも歩く人が踏むことが原因かと思うと気が滅入ります。
　登山者のオーバーユースが原因で侵食が進むと、木道の設置などの対策をしている山は多いので、大菩薩峠にも木道を作って、木道以外の歩行を禁止するなんていうことが近いのかもしれません。

　登山者が多いのは悪いことばかりではありません。上日川峠に戻ると甲斐大和行きの臨時バスが出ていました。お陰でほとんど待つことなくやまと天目山温泉に行くことができ、温泉から甲斐大和に行くときも後発の臨時バスを使うことができました。
　後は立川に出て、恒例の反省会と称する飲み会です。

福ちゃん荘。山道を歩いてここに来ましたが、いつも近くを他人が歩いている状態で、下の車道を歩く人の声も聞こえ、人の行き来が絶えない状態でした。

　介山荘の前のテーブル状の岩を使って、グループ恒例のカップ麺とドリップコーヒーを楽しみました。
　霧に包まれ今にも降り出しそうになったり、薄日がさしたりという変わりやすい天気でしたが、降られずにすみました。
　のんびりと昼食をとっている間にもそばを通過して行く人は絶えないという状態で、人の多さに驚きました。今にも雨が降り出しそうという天気でこの人出ですから、好天だったらもっと人出が多いのかもしれません。

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