| 2006.12.11-12 明神ヶ岳、明星ヶ岳、神山、駒ヶ岳 |


















| 箱根の山は道路が山頂付近を通っているのでコースが短いのではないかと漠然と思い込んでいて、敬遠していました。だが何度か強羅に宿泊して明神ヶ岳や明星ヶ岳を見ている内にだんだんと興味がわいてきました。 地図を見ると登山口の大雄山駅と明神ヶ岳の標高差は1100m程あり、適度なコースのようなので歩いてきました。 |
| 12月11日 明神ヶ岳、明星ヶ岳 |
| 道了尊 大雄山駅での道了尊行きのバスの待ち時間が25分あり、距離が3km程なのでバスで行っても歩いてもあまり時間は変わらないと思い歩くことにしました。 思った通り道了尊にあと一歩というときにバスが到着しました。 道の大部分は写真のように鬱蒼とした杉林を通っていて気持ちよく歩けました。 |
| 道了尊では明神ヶ岳への道標が見あたらなかったので、お土産店の方に伺うと道路をそのまま進むと橋があるので、そこが登山口だと教えていただいた。道を進むと最乗寺に境内に入り、山門を抜けると登山口の道標と明神橋があった。 |
| 最乗寺にある2つの山門の奥の院側の山門を抜けたところにある登山口。橋には大雄川、明神橋と書いてある。 |
| 登山口にある道標。道了尊5分と書かれていて最乗寺の境内を通らずに道了尊に行く道もあるようだ。 |
| 登山道は道幅の狭い舗装のない林道を横断し、送電線の鉄塔の脇を抜け、もう一度ちょっと道幅の広い林道を横断して明神ヶ岳見晴小屋を通る。 林道の横断地点や送電線は、自分の位置が地図上で容易に確認できるので助かる。 |
| 神明水。細い水流だが涸れることはないそうだ。尾根の稜線に近く、谷状にくぼんだ地形にもなっていないところにあり、どうして水が出るのか不思議だ。この先にも明神水というのがあった。こちらは涸れることがあるそうだ。 |
| 明神ヶ岳山頂。広い範囲にわたって地面の表層がなくなり砂礫の層が露出して崩れている。 |
| 明神ヶ岳 |
| 明星ヶ岳への尾根にある昭和天皇が皇太子の時に大雄山に行くときにここを通ったという記念碑。摂政の宮殿下と書いてあるのが歴史を感じさせる。 |
| 2つの宮城野に行く道を見送って明神ヶ岳へ。2っ目の分岐から明星ヶ岳までは100m程。 |
| 明星ヶ岳山頂 周囲には木が茂り展望はない。その上非常になだらかで山頂らしくなく、この標識がなければ山頂とは気づかないくらいだ。 ここからちょっと戻って宮城野に下る。 |
| 宮城野に向かって歩き、車道に出たところ。 |
| 宮城野近くから見えた宮ノ下の富士屋ホテル。ホテル全体を見渡せるところは少ないのではないか。 |
| この後、宮城野から強羅の宿に歩いて行く。宿からはこれまでに何度も明神ヶ岳、明星ヶ岳を見ているが、歩いた後にあらためて見るとちょっと親しみが増したように感じるから不思議だ。 |
| 12月12日 神山、駒ヶ岳 |
| 12日の天気は弱い雨との予報だったが、朝空を見上げると何となく昼くらいまでは持ちそうなようすだったので予定通り神山、駒ヶ岳に行くことにした。もし降るなら雪になってくれればいいのになどと都合のいいことを考えながら宿を発った。 早雲山駅から歩き始めて少し経つと遠くで雷の音がし細かな雨が降り出した。行こうか、戻ろうかと思案しながら歩いているうちに雨はみぞれになった。みぞれなら濡れずに済むのでそのまま行くことにした。 |
| 神山山頂。みぞれが積もり白くなってきた。通ってきた大涌谷分岐の道標には噴気が多いため大涌谷に行く道は通行禁止と書いてあった。 |
| 駒ヶ岳山頂 |
| 山頂の箱根元宮 |
| 駒ヶ岳に着く頃にはみぞれは止んだが、ガスはかかったり晴れたりといった状態で、芦ノ湖がくっきりと見えたときもあった。 駒ヶ岳ケーブルで下りるつもりだったが廃止になっていたのでロープウェイで箱根園に下りた。 |
| ロープウェイ山頂駅付近から見下ろす芦ノ湖 |
