2007.03.03-04 硫黄岳
フォト山紀行
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唐沢鉱泉・桜平の分岐から、小屋の4WDと雪上車で夏沢鉱泉まで連れてっていただけるというお手軽コースで硫黄岳に行ってきた。雪上車に乗るのは初めてなので興味津々。適度な新雪があれば雪上車らしい乗り心地を楽しめたのかも知れないが、随分ながく雪が降っていないので路面はでこぼこ、激しい揺れを楽しんできた。
3月3日
桜平からちょっと下った沢の脇が雪上車への乗り換え場所。荷物を雪上車に積み替えるためハイエースはバックで沢に入り、対岸から荷物を下ろせるようにした。スタッドレスタイヤでこんな坂も登れるんだと感心する。
唐沢鉱泉・桜平の分岐で小屋の車に乗り換え桜平へ。16名の一行なので雪上車で2回に分けで運ぶ必要があり、まず雪上車の定員いっぱいの人が荷物をなるべく持たないで2台の4WDで先行し、残りの人と荷物は次の便ということになった。
雪上車がやってきた。興味津々で写真を撮る
 夏沢鉱泉。冬期営業を始めて今年が2年目の新しい小屋だ。新しい小屋らしく、屋根には発電用の風車、外壁にはソーラーパネルが付いているが、現在は沢の水による水力発電で電力は間に合っていて使っていないそうだ。

 小屋に到着してから夕食までにはだいぶ時間があったので、風呂に入ったり、酒盛りとおしゃべりでのんびりと過ごす。
3月4日
オーレン小屋への道はしっかり踏み固まっていてとても歩きやすい。
オーレン小屋の前で一休み
夏沢峠に到着。ここで硫黄岳への登りの風や寒さにそなえる装備を身につける。
硫黄岳への登りと、山頂の山名標識
山頂で記念撮影
山頂ではガスが出ていたが、夏沢峠に戻って見上げると硫黄岳がくっきりと見えた。
昼前には夏沢鉱泉に戻り、風呂に入ってサッパリしてから予約をしておいたお代わり自由のカレーライスを食べた。その後、雪上車と4WDで唐沢温泉・桜平の分岐まで送ってもらって、帰路についた。とても暖かい日で、車の後輪が盛んに横滑りするほど雪はすっかりゆるんおり、路面の雪のなくなったくぼみを盛んに雪融け水が流れるほどだった。