2007.03.18 茅ヶ岳
フォト山紀行
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 3〜4年前に登ったときにも雲ひとつない晴天に恵まれ眺望を堪能しました。その時は山頂周辺の木が伸びて視界が遮られて残念だったのですが、今回は晴天に恵まれた上、視界を遮らないように山頂の樹木を剪定してしてあったので八ヶ岳、、アルプス、奥秩父、富士山などをくっきりと見ることができました。
 展望の良いことで知られた山頂が樹木の生長により展望が得られなってしまったという話はよく聞きます。対応も様々です。樹木の生長にまかせそのままにする、展望台を設ける、剪定するなどです。剪定するのは植生の保護の観点からは問題があるかも知れませんが、山頂に立って良い眺望が得られるのはうれしいものです。
登山口から女岩の近くまではこのように広い登山道。登山口の近くでは霜柱があって、ザクザクと踏みながら歩いたが、少し進むと霜柱ができないほど乾いていた。
深田記念公園の側にある登山口の駐車場。8時半過ぎに到着したときには既に10台ほど止まっていた。歩く身支度をしている間にも続々と車が入ってきた。
登山道の幅が狭くなると間もなく女岩に。茅ヶ岳唯一の水場だそうだ。樋で引かれた水を飲むことができる。側に置かれたガラスのコップは日向にあるのに岩に凍り付いていた。気温はまだ氷点下のようだ。
女岩からは急な登り。道はカラカラに乾き、落ち葉で埋まっているところも多い。
敷島への分岐のある尾根の稜線に出ると奥秩父の山が見える。左は金峰山、右は富士山。
深田久弥終焉の地の碑。後に見えるのは奥秩父の山並み。
茅ヶ岳山頂。金ヶ岳の左には八ヶ岳がくっきりと見える。このように見えるのは山頂の樹木が剪定されたお陰。
山頂から見る八ヶ岳
南アルプス
奥秩父。中央左の峰は金峰山。
山頂では風はなく、暖かい日差しを浴び、景色を楽しみながら1時間ほどかけて食事をし、コーヒーを飲んだ。
千本桜公園分岐
防火帯の道。歩くと土煙が舞い上がるほど乾燥していた。
防火帯から林道に下る地点の柵。この直ぐ下で林道におり、左手に進むと登るときに使った登山道に出る。
下山は尾根道コースを取ることにした。山頂付近は急な道で、千本桜公園の分岐を左に取り、しばらく下ると尾根筋の防火帯につけられた道になる。
深田記念公園にある『百の頂に 百の喜びあり』の碑
碑の表面が鏡面仕上げになっていてうまく写真を撮れない。暗くなってから正反射が入らない位置からフラッシュ撮影でもしないとだめそう。
深田記念公園から見る茅ヶ岳
一週間前に行く予定だったのが雨のため延期になったお陰で、好天に恵まれ山頂では素晴らしい眺望を楽しむことができた。