| 2007.05.12 三ノ塔ヨモギ尾根、大山 |






















| 4月9日の読売新聞のみなみらんぼうさんの一歩二歩山歩にヨモギ尾根が取り上げられて興味を持ち、行ってきた。ひとりで札掛までタクシーを使うと費用がかかりすぎるので、大倉から三ノ塔に登り、ヨモギ尾根を通って札掛に下り、札掛から林道をヤビツ峠まで歩くのはつまらないので、札掛から大山の北尾根を登り、日向薬師に下った。 |
| 長いコースを歩く予定なので早めに家を出て、バスは7:30には大倉に到着した。早いバスでもさすが土曜日で50人ほどが乗っていた。 大倉の風の大橋を渡り、山岳スポーツセンターの高さになってから振り返ると、だれも吊り橋を渡っていない。風の大橋を渡って山には入るのは、50人ほどの乗客のなかで私一人だけだった。 |
| 『万人愛林緑風万里』とあり、この地域で江戸時代の初期から地域の住民が共同で造林を行ってきた歴史が書いてある。建立は平成七年だが、近くには古そうな小さな祠もあり、牛首は昔の造林作業の拠点だったのかも知れない。 |
| 三ノ塔の山頂から見る富士山。よく見えると清々しい。 山頂では富士を眺めながら食糧補給をしてこれから歩くヨモギ尾根に備えた。 三ノ塔に登る途中も、ちょっと涼しい風が心地よく吹き、薫風ということばを思い出しながら歩いた。 |
| 左に折れて烏尾山に向かう地点をほぼ直進してヨモギ尾根に入るところの道。拍子抜けするほどはっきりした道だ。 |
| 更に進んでも、道ははっきりと付いている。 |
| ヨモギ尾根の鞍部に近づくと新緑の草地になり、とても気持ちよく歩ける。この鞍部をちょっと登ればヨモギ平だ。 |
| ヨモギ平。広々とした新緑の草地。道標には、三ノ塔まで1時間、札掛まで40分と書いてあった。ベンチは三つあり、右の写真の二つのベンチの側を通る道がはっきりと付いていたので、この道を進むとすぐに尾根から離れ、大山の方向に下りはじめた。これはおかしいと思い道標まで戻り尾根筋を辿り札掛に向かった。5分程のロス。 |
| ヨモギ平のちょっと先で鹿柵を越えた後も少し草地が続くが、直ぐに檜の人工林になる。檜の林の中は落ち葉が堆積していて踏み跡が分かりにくいところがあるが、迷うような所はなかった。 人工林の縁には右のような草地があり、日の差し込まない人工林の中を歩くより気持ちがいい。 |
| ヨモギ尾根の道は藤熊川とタライ小屋沢の合流点まで続き、この看板の裏側に出る。近くに吊り橋があり、釣り人も大勢いた。近くをさがせば石づたいに飛んで渡渉できそうだったが、沢に下りた地点で裸足になって渡った。釣り人が近くにいたし、吊り橋の上には見物人もいたので無理をしてつるり、ザブンは避けたかった。 |
| この後林道に出て大山の登山口に向かったが、林道はヘアピン状に曲がっていて、10分ほど歩くと渡渉の時見上げた吊り橋の入口に出た。吊り橋を渡れば10分ほど節約できたのに後の祭りだ。地図を見るとちゃんと吊り橋を渡るルートが書いてあった。地図で確認してから行動するのではなく、困ってからあるいは変だと思ってから地図を見る。悪い癖だ。 |
| 札掛の大山登山口。登り始めると直ぐ道は枝打ちされた枝で埋まっていて歩けない。無理に進むと最近大がかりな伐採が行われたようで登山道がなくなっていた。尾根筋を外さないように歩きやすそうな所を登ること1km弱ほど、やっと登山道が現れた。 |
| 一ノ沢峠からの道との合流点。近くに送電用の鉄塔がある。ここまでの登りは急なところが多かった。 |
| 鉄塔から先はなだらかなアップ・ダウンの道で、遠くに見えた大山がどんどん近づき、思いの外早く大山に着いた。 |
| 見晴台。大山の山頂も見晴台も大勢の人で賑わっていた。 |
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日向登山口に下り、後は車道を日向薬師バス停まで行くだけ。 |
| 三ノ塔から札掛までどの位時間がかかるのか分からず心配していたが、予定通りに歩くことができた。 |
| 牛首にある石碑 |