2007.07.24 本白根山
フォト山紀行
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 梅雨明け前ですが明けたような好天に恵まれ、眺望と花を楽しんできました。
東京から草津に行く途中では、雲が出たり消えたりといった天気で、梅雨のさなかでは晴れるといってもこの程度かな思っていましたが、草津白根の駐車場に着いたときにはすっかり晴れ上がっていました。ウイークデイにもかかわらず大型バスも10台以上止まり、乗用車の駐車場も2/3程はうまっていました。湯釜への遊歩道には人の列ができていました。
 本白根山の登山口へは無料のシャトルバスが出ていますが、発車したばかりだったので歩いて行きました。
 歩き出すと直ぐに弓池が見えます。晴れているのでとてもきれいに見えます。後方には頸城の山らしいのが見え、随分雪が残っています。
このリフトに乗り、木道を少し歩いて樹林帯を抜け火口を見渡せる所に出ると、礫地にはコマクサがたくさんあり、道には人が大勢いました。特に林間学校らしい小学生の団体が目立ちました。
コマクサ。背景は浅間山。
コマクサを見ながら、遊歩道の最高地点に向かう
遊歩道最高地点の道標。ここで引き返し白根山展望所に向かう。
白根山展望所
 鏡池。ちょうど昼時で大勢の人が休んでいた。


 この後ゴンドラの山頂駅に戻り、シャトルバスで白根山駐車場に戻った。
 コマクサを見に来て見られたので一応満足ですが、あまりの多さに不自然さを感じてしまいます。ここのコマクサは大勢の人が長年にわたって種を蒔いたり苗を植えて増やしたものだそうです。山の草木を採ることは厳しく規制されていますが、種を蒔いたり苗を植えたりすることは一部を除いてあまり規制されていないようです。本白根山のコマクサの本来の姿を私は知りませんが、自然に手を加えるのは植生の回復程度にとどめておくのがいいように感じます。

 この後、草津の宿に行ったら、宿の人に良い天気で良かったですねと言われた。こんなにいい天気は久しぶりだそうだ。好天のお陰で気持ち良く歩くことができた。