| 2007.07.31-08.02 聖岳、光岳 |









































| 梅雨明けが待ちきれず出かけました。30日の夜には雨がだいぶ降り心配しましたが、31日の朝には上がりもやの掛かる中、出発しました。天気は徐々に回復し昼近くには快晴になったので予定を変更して聖岳にその日の内に行き、翌日は聖平から光小屋まで行って3泊の予定を2泊にしました。光岳から下山する日には雨に降られましたが、コースの大部分を快晴の中、眺望を楽しみながら歩くことがでました。 この山行の後、池口岳にも行く予定でしたが台風の影響で天気が悪くなるとの予報で見送りました。 |
| 07/30 |
| 便ヶ島 聖光小屋 |
| 一般駐車場 |
| 車中泊、テント泊用駐車場 |
| 聖光小屋の前には一般駐車場、後には車中泊、テント泊用の駐車場がある。後者の駐車場には炊事場、屋根付きの食事用テーブル、トイレがある。飲み物のベンダーもあり、350mlの缶ビールは400円だった。 聖光小屋の入口の扉にはカーテンが掛かり、ひっそりとしていて使われていないような感じだったが、管理人は滞在していた。 車内泊料金500円を払い一般駐車場で車内泊。夜半にはだいぶ激しい雨が降り、聖岳に向かえるかどうかが心配になる。 |
| 07/31 |
| 登山口の登山届入れ。届は昨日中に入れておき、いざ出発 |
| 西沢渡の荷物渡し篭。激しい水流で渡渉できそうもないのでザックを背負ったまま乗り、対岸へ。こういうのを『野猿』というというかすかな記憶があり、帰宅後調べてみると奈良県十津川村にはこれと似た物があり野猿というそうだ。基本的な構造は同じようだ。 |
| 便ヶ島〜聖平の中間点を示すらしいの道標 |
| 標高1860m地点の道標 |
| 薊畑分岐 |
| 西沢渡から薊畑分岐に至る道は、地形が急なところはジグザグになっているので重い荷物をしょっていても比較的楽に歩ける。薊畑はまだ先だと思いながら歩いていると樹林帯を抜けお花畑になった。花の写真を撮ろうかと思いながら顔を上げると間近に薊畑の道標が見えた。 意外に早く薊畑に着いたのに驚く。天気は回復傾向にあり、時間もありそうなので予定を変更して聖岳に行くことにする。早速サブザックに雨具などを入れ、大きな荷物にはザックカバーを掛けて置いておき聖岳に向かう。 |
| 薊畑からはお花畑の道で、マルバダケブキが一面に咲いていた |
| ガスがかかっているが聖岳もだんだんとよく見えるようになってきた |
| 小聖岳への登りでは富士山も見えるようになった |
| 小聖岳からは聖岳がくっきりと。サブザックに日焼け止めクリームを入れ忘れたのを悔やむほどの天気になった。 |
| 聖岳山頂 |
| 聖岳山頂から見る奥聖岳(中央左の小ピーク)。この後、奥聖岳に向かう。 |
| 聖岳への登りにはたくさん花が咲いていたが風で常に揺れている状態で写真を撮ることはできなかった。だが聖岳と奥聖岳の鞍部は盆地状の地形のお花畑になっていて風が遮られ花の写真をぞんぶんに撮ることができた。 |
| 奥聖岳山頂 |
| 奥聖岳から見る聖岳 |
| 奥聖岳から見る赤石岳 |
| 帰路、小聖岳から見る聖岳 |
| シカの食害で無くなってしまったニッコウキスゲの群落の再生実験をやっている柵で囲まれた草地が薊畑分岐をちょっと下った所にあった |
| 聖平小屋 |
| 久しぶりに張る我が小テント |
| 08/01 |
| 南岳山頂 |
| 南岳から見る富士山のシルエット |
| この日も晴天で、南岳に着いたときには強い日差しを感じ、前日の轍を踏まないように日焼け止めをつける。 |
| 上河内岳から振り返ると聖岳、兎岳がくっきりと |
| 奇岩竹内門を前景に茶臼岳と仁田岳 |
| 奇岩竹内門 |
| 茶臼小屋分岐 |
| 茶臼岳山頂 |
| 奇岩竹内門、茶臼小屋分岐を経て茶臼岳へ。茶臼岳の山頂付近にはタカネイバラが咲いていた。 |
| 茶臼岳から振り返って見る聖岳と上河内岳 |
| 喜望峰から分岐してゆく仁田岳からの眺望も素晴らしい。 |
| 仁田岳山頂 |
| 易老岳。この道標がなければ山頂とは気づかないような地形 |
| 光小屋にほど近い静高平とそこにある水場。水がわき出ている。 |
| イザルヶ岳山頂。光岳の展望台だ。 |
| 光小屋 |
| 光岳山頂 |
| 光岩 |
| 光小屋でテント泊の手続きをした後、光岳と光岩に行く。光岩にはミヤマムラサキがたくさん咲いていた。他では見なかったので白っぽい光岩に含まれる成分と関係があるのかも。 テントに入ってから台風の影響が気になって天気予報をラジオで聞くと、これから下り坂だそうだ。 |
| 08/02 |
| 光小屋を発つときには雨がふりガスがかかっていた。 |
| 易老渡の登山口。ここまで来れば後は車道を便ヶ島まで歩くだけ。 |
| テントを撤収するときには雨が降り、風もあったので一人でテントを畳むのがたいへんだった。易老岳から30分程下った頃には雨はやんだ。更にちょっと下ると雨が降った形跡がなかった。 便ヶ島に戻ってから薄日が射していたのでテントを干そうとして広げたら雨が降ってきたりと、台風の影響らしい不安定な天気だった。コースの大部分を天気の良いときに歩けたのはうれしい。 この後、かぐらの湯に行ったが木曜日定休で入れなかった。残念。 |