2007.08.10-12 剱岳、立山三山、奥大日岳、大日岳
フォト山紀行
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 剱岳に登って剣山荘まで下りるまでは素晴らしい好天に恵まれました。午後になると時々ガスがかかるようになりましたが、せっかくの好天なので剱岳に続いて立山三山にも登りました。
08/10
 折立から立山駅に到着したのは午後2時前。駅に近い駐車場には駐車用に区画されていないところにもたくさん止まっている状態だったがたまたま1台分の空きがあり止めることができた。
 駅の周辺を歩いて山での行動食のパンを探すが売っている店が見つからなかった。ご飯を行動食にしなければならないと思いつつ、立山駅に室堂行きの時刻表を見に行く。駅には土産店がありパンに代わるものがあるかどうか探してみる。常温で長期保存できるパンというのがあった。値段は高いが早速購入。
 雷鳥沢キャンプ場に今日中に入れる室堂行きの便があるので、駐車場に戻って準備をして出発する。
雷鳥沢キャンプ場には午後5時前に到着した
08/11
雷鳥沢キャンプ場から1時間ほどで別山乗越へ。剱岳が見えるが、まだ陽が当たっておらずシルエットのよう。
剱岳に近づくと共に明るくなってくる
剱沢キャンプ場の上部辺りでは雪渓をトラバース
剣山荘への分岐から見る山荘と剱岳
くろゆりのコルから見る剱岳。コルから剣山荘からの道と合流するところまではハイマツを押し分けながら進むところが多い。
近くから一服剣を見上げると頂上に人がいるのが見えた。
一服剱から見る前剱
前剱山頂
前剱から振り返って見る立山の山々
前剱を過ぎると鎖場が多くなり、あちこちで渋滞していた。
剱岳
剱岳山頂。大勢の人がいた。帰路の渋滞を考え、早々に下山開始。
下山用の鎖は登り用とは別に付けられているところが多い。ここでも渋滞が。
帰路、山頂近くから見た剱岳
剣山荘
剱沢キャンプ場
別山頂上への分岐。ついでに立山三山にも登ることにし別山に向かう。
雄山と剱御前の分岐としるされている別山山頂の道標
別山山頂の社
本当の別山山頂はちょっと先あるが割愛して富士ノ折立に向かう
富士ノ折立
大汝山
 この後、一ノ越に下り、山道を辿って雷鳥沢キャンプ場に戻るつもりだったが、一ノ越から室堂に下る遊歩道から雷鳥沢に下る道への分岐を見逃し、ずっと遊歩道を歩いて雷鳥沢キャンプ場に戻った。遠回りをしてしまったようだ。
雄山
 雷鳥沢のキャンプ場に戻ると隣にテントを張っている方から一緒に食事しませんかとお誘いを受け、久しぶりに野菜やおいしい料理をご馳走になった。富山県の山の会の人達でアルコールを飲みながらの山談義で盛り上がった。ひとりでテント山行すると貧しい食事なることはすっかりお見通しの上で誘っていただいたようだ。
08/12
 当初の予定では前日に剱岳に登り、雷鳥沢で一泊して立山三山に登ってから大日小屋に行って宿泊する事にしていたが、立山三山には登ってしまったので、雷鳥沢キャンプ場にテントが乾くまでいてゆっくりと大日小屋に向かうつもりだった。ところが夜だいぶ風が吹いたお陰で目を覚ましたときにはテントは濡れておらずすぐにも出発できる状態だった。
奥大日岳山頂
中大日岳と大日岳。鞍部には大日小屋が見えた。
 奥大日岳に着いたのはまだ7時半前で、大日小屋に泊まるには到着時間が早すぎるので大日平山荘を目指すことにする
七福園(?)の岩
尾根上の木道
大日岳と大日小屋
大日岳山頂と剱岳
大日平山荘。宿泊するには到着時間が早すぎるので称名滝に下山することにする。
大日岳登山口。ここから称名滝の展望台に向かう。
 称名滝を見てから称名滝バス停に行き、立山駅に戻った。

 前回の薬師岳と同様天気に恵まれ気持ち良く歩くことができた。梅雨明けからお盆の連休にかけての山行なので小屋に泊まれば窮屈な思いをしなければならないことが多いが、テント泊にしたのでゆっくり眠ることができた。この点も大成功だったようだ。