| 2008.05.15 石保戸山、藤尾山 |






















| どちらの山も防火帯を辿って登る山だということは分かっていましたが、登山ルートを記載した地図が無いので心配でした。石保戸山の山頂には行きましたが、斎木林道に出るのに防火帯に戻って山頂の周りを半周以上迂回しました。もっとストレートな道があったのかも知れないと、迂回ルートに山頂から道が下りてきていないかを見ながら歩きましたが気づきませんでした。 藤尾山へのルートは防火帯の終わったところから登山道が続いていてすぐに分かりました。ヤブもたいしたことはなく歩きやすい道です。 |
| 新犬切峠付近にある一ノ瀬に向かう林道のゲート |
| 新犬切峠は林道大ダル線の起点で、広場のようなスペースがある。 |
| 雨量計テレメーターの裏にある石保戸山の登山口のスロープ。スロープを上がると防火帯のある尾根だということが分かる |
| 新犬切峠、近くの犬切峠にも峠の名前を示すものはなく、石保戸山や藤尾山への登り口という道標もなかった。 |
| 出発してしばらくは天気は良いのに霧が出ていた |
| 防火帯の道。きれいに刈られていて出発に先立って着けたスパッツは不要だった。 |
| 新犬切峠の方を振り返ると、雲の塊のようなものが居座っていた。霧が出ているときにはあの雲の中を歩いていたのだ。 |
| 指入峠の登山道入口 |
| 指入峠 |
| 指入峠には林道大ダワ線が通っていて、更に延長するための工事をやっているようだ。防火帯はここで一旦終わり、ここからはちょっと広めの登山道になる。 |
| 登山道には右手への分岐があった。その方向から作場平に通じているのかも。 |
| 登山道が終わると右手にまた防火帯があり、そこを進む。 |
| 石保戸山がすぐ近くになったところで防火帯は左に曲がり下りになる。ちょっと下ると山頂から離れてしまうので引き返して道を探すと、この赤布があった。くすんだ3本のテープとアルミ缶だ。 |
| 赤布は防火帯の端の石保戸山の斜面のクマザサに覆われたところと下草のほとんどない境目の近くにあった。防火帯の最上部の山頂へ直進するあたりまで戻って確認したが道はなく、下草のないところを山頂に向かう。山頂付近のクマザサのあるところには道があった。ヤブコギを30m程して山頂へ。防火帯から山頂まで100〜150m位か。 |
| 石保戸山の山名を書いた板 |
| 山頂から樹間に南アルプスの峰が白く見えたが、写真では分かりそうもない。 |
| 山頂から防火帯に戻ると、防火帯の下っている方向の正面に富士山が見えた。山頂への道を探しているときには足元ばかり見ていて富士山には気付かなかった。余裕がないと景色も楽しめないということか。 防火帯が終わるところまで下ると、その左右に道があった。右手に進むとすぐに分岐があり、左の方に行くとすぐに折り返して反対方向に行くので戻って右の方に行く。石保戸山の山腹をぐるっと巻いているようだ。 |
| 林道に合流。奥山作業道か。 |
| 斎木林道の合流。鳥小屋と地名が書いてあった。 |
| この後、ヤブ沢峠、作場平と辿り、新犬切峠に戻った。この間ははっきりとした道で、道標が沢山あり迷う心配は無し。次に犬切峠に行き藤尾山へ。 |
| 犬切峠。目の前の防火帯を進む。防火帯の終了するところの右端に登山道があった。ヤブはあるが地面の道はしっかりと付いていて迷う心配はなかった。 |
| 藤尾山に続く稜線に出たところ。帰路にここから下らずに稜線を進んでしまわないようにこの大木に赤ペンキの矢印があった。 |
| 藤尾山の手前の峰にある三角点。御料局三角点と書いてある。国有林が天皇家のものだった頃の三角点か。 |
| 藤尾山 |
| 落ちていた山名プレート。藤尾山と天狗棚山の間で割れていたのを合わせて三角点に立てかけて撮影。 |
| 防火帯の歩きは、急な坂を可能な限り直登してしまうのできつく感じること多いですが、草地なので花を見られることが多く、展望もきき楽しいものです。今回は時期が早すぎたせいか花はあまりなく残念でしたが、またの機会を狙いましょう。 あの広い防火帯の草をきちんと刈ってあるのには驚きます。大変な作業量ではないでしょうか。毎年のことですからそのご苦労が忍ばれます。 |
| 鳥小屋の道標。山頂の山名表示を除けば、今日始めてみる道標だ。 |