| 2008.08.21-24 蓮華岳、不動岳、烏帽子岳 |




































| 道路や山小屋が混雑するお盆期間を避け、扇沢から蓮華岳、烏帽子岳、野口五郎岳、水晶岳、赤牛岳を経て黒部ダムに出て、扇沢に戻るコースを歩く計画を立てました。だがお盆期間が過ぎても北アルプスの天気が安定せず、なかなか出発できませんでした。天気が安定するのを待ちきれず出発しましたが、雨のため野口五郎小屋で断念し高瀬ダムに下山しました。下山後も雨模様の日が4〜5日続くとの天気予報だったので、引き続いて登る予定だった餓鬼岳と唐沢岳、有明山も断念し戻ってきました。 |
| 扇沢の針ノ木岳登山口 |
| 大沢小屋 |
| 沢に下りたところから針ノ木雪渓を見上げる。ここから数分行ったところが雪渓への取り付き点。取り付き点で雨具の上着だけを着け、アイゼンをつけ、傘をストックに持ち替えて進む。 |
| 夏道への取り付き点付近のベンガラのマーキングと旗。雪渓が薄くなっているところがあり、ルートを選んで写真の左手にある夏道へ。 |
| 針ノ木峠が近づくと急な斜面をジグザグに登る。 |
| 針ノ木峠から蓮華岳に向かう道。開花してから時間が経ってだいぶ褪せているがコマクサが沢山あった。 |
| 蓮華岳の手前の峰にある若一王子神社奥宮 |
| 蓮華岳 |
| 七倉乗越 |
| 北葛乗越 |
| 北葛岳 |
| 七倉岳 |
| 船窪小屋 |
| 針ノ木小屋。小屋で休ませていただき、稜線に出ると風が強かったので雨具のズボンも着け、傘をささないことにした。予定では針ノ木岳に寄るつもりだったが止めて蓮華岳に向かう。 |
| テン場に近づく頃には朝日を受け山頂付近が輝き出した。朝日を浴びる立山。 |
| これから行く不動岳も輝き、背後に薬師岳が見える。 |
| テン場 |
| 水場 |
| 日が昇ると共に立山がくっきりと見えるようになった |
| 前日にはすぐそばに行っても見えなかった針ノ木岳も見えた。 |
| 船窪乗越から見る崩れた山肌。この縁を歩くところがあったが、こんなに崩れているとは気付かなかった。 |
| 船窪岳への登りから見る三ッ岳(右)と槍、穂高連峰 |
| 不動岳。山頂の肩にある岩のかたちが面白く、いい形の山だ。 |
| 不動岳への登りから見る針ノ木岳(左)と蓮華岳 |
| 不動岳への登りから見る蓮華岳(左)と北葛岳 |
| 不動岳の山頂を見上げる |
| 不動岳山頂付近の岩から見る剱岳と針ノ木岳 |
| 不動岳の道標。山頂はなだらかで、この道標は登山道脇の山頂らしくないところにある。 |
| 南沢岳 |
| 南沢岳から見る水晶岳、赤牛岳 |
| 烏帽子岳 |
| 烏帽子岳山頂の道標 |
| 岩に挟まるように烏帽子岳山頂に立ってに見る剱、立山方面 |
| 烏帽子小屋 |
| 野口五郎小屋。小屋の前の谷にはガスが掛かって来て、翌日の天気が気になる。 |
| 明け方近くまで雨が降っていたが、日の出の頃には止んだので天気が良くなることを期待して出発する。登山道に入ると木の葉から落ちてくる雫で濡れるので傘をさす。だが大沢小屋に近づく頃から弱い雨が降り出す。 |
| 雨風が強いときもあり、眼鏡に水滴がついて見にくかった。見にくいのと雨で岩が滑るのを警戒して慎重に歩く。だが濡れてもあまり滑らない岩だったので助かった。 |
| 北葛乗越や七倉乗越などの岩場もガスと雨でよく見えなかったが、道を忠実に辿って行くと、難所には鎖、ロープ、梯子などがあって通過できた。遠目に見たときにはどこに道があるのか分からないような地形で、道がついていることに感謝しながら歩いた。 |
| 期待とは違ってほぼ一日中雨の中の歩きとなってしまった。天候のせいで花の写真を撮ることはできず、針ノ木小屋からはほとんど休まなかったので小屋には12時半には着いてしまった。3時頃に山旅スクールの何期生かのツアーの十数名のパーティーがやってくるまでは暇を持て余した。いつも同じメンバーで歩いているそうで山の会のパーティーみたいに話が弾んでいた。話を聞いていると、いつもガイドをつけて山に登っているリッチな人達のようだ。でもお金を 日の出前に小屋の外に出てみると、雲一つない快晴で東の地平線は朝焼けで輝いていた。こんな好天になることは全く予想できなかった。 小屋を発つのは5時の朝食を食べてからと決めていたが、10分ほど早く朝食の準備ができ、5時には出発できた。出発の時、小屋の方が出てきて鐘を鳴らして見送ってくれた。かけられるのは登山口を発つ前までと下山後で、山に入ってしまえば私の山歩きとあまり変わらない。剣岳に行くのに羽田に前泊して富山空港に行くという話なども出ていた。 |
| 南沢岳から見る烏帽子岳と四十八池 |
| 山頂からの展望は素晴らしく、三ッ岳、水晶岳、烏帽子岳、赤牛岳、南沢岳、薬師岳、越中沢岳、鳶岳、鷲岳、獅子岳、龍王岳、立山三山、剱岳、針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳、蓮華岳、北葛岳を見ることができた。 |
| 08/21 扇沢から船窪小屋 |
| 08/23 野口五郎小屋に停滞 |
| 08/24 野口五郎小屋から高瀬ダム |
| 前日の夕方から降り出し、朝になっても降り続いていた。風も強いので停滞することにする。 |
| 悪天候がしばらく続くという天気予報なので、水晶岳、赤牛岳を経て黒部ダムに行くのを断念して、高瀬ダムに下山することにする。 雨は降っていたものの、前日と比べると風が弱くなっていたので、歩くのには全く支障がなかった。烏帽子小屋からちょっと下ったところで雨具の上着を脱ぎ、傘をさして歩いた。ブナ立尾根の道はよく整備され、とても歩きやすく、意外なほど早く高瀬ダムに着いてしまった。 ダムにはタクシーが止まっていて、待つことなく扇沢行きのバスの停留所まで行ってもらえたのでとてもあっけなく扇沢に着いてしまった。これで8月の山行が終わってしまったかと思うとさびしかった。 大町温泉の薬師の湯で汗を流し、ひげそりをして帰路に。 |
| 日の出前に小屋の外に出てみると、雲一つない快晴で東の地平線は朝焼けで輝いていた。こんな好天になることは全く予想できなかった。 小屋を発つのは5時の朝食を食べてからと決めていたが、10分ほど早く朝食の準備ができ、5時には出発できた。出発の時、小屋の方が出てきて鐘を鳴らして見送ってくれた。 |
| 08/22 船窪小屋から黒部五郎小屋 |
| 奥黒部ヒュッテに行くまでの2日分の水をくむため、テン場から水場に下った。最後に水場に下るところの梯子の片方の脚が浮いていて、不用意に取り付いたら回転しそうになり急いで足の位置を移動して回らないようにした。暗いときには水場に行くなという注意書きがあった。 |