2008.09.09 錫ヶ岳
フォト山紀行

 

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 錫ヶ岳の往復にどの位時間が掛かるか分からなかったので、明るくなるのを待って登山口を5時に出発しました。弥陀ヶ池や五色沼の水面にはまだ日が射さず暗い印象でしたが、白根山はすっかり明るくなっていました。避難小屋の周囲の日の当たる斜面には葉が黄色く色づき始めている木が目立ちました。
 避難小屋から前白根山に向かう道を辿って尾根に出ると、倒木で閉鎖するようになっていましたが錫ヶ岳の方向にもはっきりとした道がありました。道は、薄い下草の岩場、膝下くらいのササに覆われ地面がほとんど見えない所、樹林帯などを通り、一部辿りにくいところもありましたが錫ヶ岳まで続いていました。
 朝から夕方まで雲一つない快晴で、眺望を楽しみながら歩けました。
弥陀ヶ池から見る白根山
五色沼から見る白根山
避難小屋
前白根山分岐から錫ヶ岳に向かう登山道ははっきりと付いているが、誤って入り込まないように倒木を積んで閉鎖しているようになっていた。
尾根上の小ピークやピークの肩。この尾根を辿る。
分岐からちょっと進むと小さな小屋があった。
白根隠山に連なる尾根
白根隠山から見る白根山
ハイマツのように這っているヒノキのようなもの
白根隠山から見る錫ヶ岳。中間の峰が白檜岳。
白根隠山の下りのガレ場を振り返る
白根隠山を振り返る
白根隠山を振り返る
白檜山への登りの笹原。膝下くらいの密生したササに覆われて道は見えない。手探りならぬ足探りで歩く。
白檜山
白檜山の山頂
白檜山の下りの笹原。見えない道にどんな障害物があるか分からないので、急な下りでは特に慎重に足探りをする。
だいぶ下ったあたりから見る錫ヶ岳。まだ遠い。
下りきった辺りにあった池。樹木と笹が混ざっているところは道が分かりにくい。
樹林の中のササのないところは道がはっきりしており、赤布も多い。
水場1分の道標
錫ヶ岳
山頂は樹木で覆われているが、樹木の間から男体山と中禅寺湖を見ることができた。
 前白根山の分岐から白檜山から下ってしまうところまでは樹木がまばらなところが多く、好天に恵まれたこともあって展望を楽しみながら歩くことができました。日光の山は樹木に覆われているところが多く、展望があっても山頂だけというところが多いので、展望を楽しみながら歩けるこの長い尾根は気に入りました。ちょっと残念だったのは時期が遅かったのと笹原が多かったのでほとんど花を見られなかったことです。