| 04/08 |
| Phedi ~ Deurali |
| Deurali ~ Jhinudanda |
| 2011.04.05-27 アンナプルナ・ベース・キャンプ・トレッキング |
| 4月5日、羽田0時20分発のバンコク行で発ち、バンコクで6時間近くもカトマンズ行の便を待ちましたが時差の関係で同日の昼頃にはカトマンズに着きました。その日の午後と翌日はカトマンズの観光をし、7日はバスで7時間もかけてポカラに行き、Phewa Talという湖を見ました。8日の朝にポカラからタクシーでPhediに着き、いよいよトレッキングのスタートです。 |
| Phediの登山口。ていねいに作られた石段があり、ここからトレッキングのスタート。 |
| Dhampusの中心に近づくと大きな道路が現れ、車やバイクも走っていました。車が通ると猛烈な土煙が舞い上がる道路です。何かの行事をやっているらしく、道には木の葉で飾られたゲートがありました。 |
| 尾根筋に出たあとは農村の生活道路といった感じのなだらかな道が続き、このような農家が次々と現れました。 |
| Jhinudanda の Hotel Namaste。ここ への道は急な石段の上りでした。途中で雨が降り出し、傘をさしてあるきました。 |
| Chhomrong へと温泉への道標を見ながら出発。 |
| 木の葉で飾られたゲートから2kmほど行くと同じ様なゲートのあるお祭りの会場らしきところに出ました。開始はこれからのようです。 |
| 会場の近くの広場にはピクニックの一行らしいグループがいてお弁当を食べでいました。お祭りが始まるのを待っていたのかもしれません。 |
| お祭りの会場近くのPanorama Point Lodgeで昼食をとりました。注文した料理がなかなか出てこず、昼食に2時間もかかりました。トレッキング開始早々ネパールスタイルを思い知らされました。 2時間もかかりましたがDhanpusが好きで何度も来ているという若い日本人女性とのおしゃべりで余り長く感じませんでした。ひとりで来て現地の人たちに溶けこんでいる様子に感心しました。 食堂の壁にはアンナプルナの山々の展望の写真がありましたが、靄がかっって山はまったく見えませんでした。この先トレッキングルートは谷沿いを通るのでアンナプルナの展望はしばらくおあずけです。 |
| ロッジの食堂にはストーブがあり、宿泊客も大勢いましたが、ストーブを囲んで歌ったり踊ったりという雰囲気ではありませんでした。 この日も曇りでアンナプルナは全く見えませんでした。 |
| 水場。細い水が流れていましたが、下痢が怖く、飲む勇気はありませんでした。 |
| 朝には前日には全く見えなかったAnnapurna South と Hiun Chuli が靄でかすんではいましたが見えました。写真はエッジとコントラストを強調してくっきりとさせていますが、実際はだいぶ霞んでいました。 |
| Tolka は牛が放し飼いにされ、段々畑が広がる農村風景ですが、ロッジやレストランもたくさんあります。 |
| Deurali からは谷に向かって下りこの吊り橋を渡りました。橋の名前を聞きましたが、ネパールには橋に名前をつける習慣はないそうです。 |
| Landrukの先でまた吊り橋を渡る。 |
| New Bridge。地図にも New Bridge と書いてありますが、橋に名前をつける習慣がないのでこんな名前になったようです。 |
| Chhomrong の最高点付近から見た Annapurna の山 |
| Sinuwa で見かけた石の板。道の両側に立て、四角い穴に棒を通して放し飼いの牛が通れないようにするための板だそうです。 |
| 登ったあとまた沢まで下り、この橋を渡って Jhinudanda に向う。 |
| Jhinudanda に到着後しばらくすると雨がやんだので温泉に行きました。温泉は宿から歩いて下り15分、上り25分位の河原にあり、コンクリート製の浴槽が3つで、脱衣場もありました。管理人がいて外国人からは利用料を集めていました。 |



| PhediにはPokharaからタクシーで40分ほどで到着。ここでポータと落ち合い出発の準備。道の両側に飲食店があり、おみやげを売る人もいて賑わうところのようでした。 |


| このような石段の道を少し登ると、斜面を覆い尽くすように段々畑が広がるネパールらしい景色が見えてきました。 |
| 石段を登り尾根筋に出ると、ロッジやおみやげ店らしき建物の工事をやっていました。 |


| VIEW TOP RESTAURANTという名の農家が副業でやっているような店もあり、温かい飲み物と冷たい飲み物ありますと書いてありました。 |









| PothanaのTIMS Tourist Check Post。ここでトレッキングの登録カードに捺印してもらう。登録はガイドがカトマンズで行い、登録料は10ドル。 |
| このような石を積んで作った背負いやすい高さに重い荷物を置ける休憩場所がルートの各所にありました。 |
| 放牧をしているせいでしょうか、非常に背の低い草しか生えていない広場のようなところがありました。 |



| PothanaのNTNC/ACAP Check Post。ここでは自然保護地域への入域料が支払われていることを領収書で確認され、捺印される。支払いはガイドがカトマンズで行い入域料は2000Rs。 |
| Pothanaのロッジやレストランが建ち並んでいるところ。 |
| Deuraliに向う道。立派な石積みの道と背の低い草しか生えていない広場のようなところが続く。 |


| Deuraliに到着。ロッジは2軒ありました。 |
| DeuraliのNice View Lodgeに宿泊 |
| Panorama Point Lodge |









| Tolka からまた石段に道を下り、吊り橋を渡り Landruk へ。Landruk では Hotel Sherpa で昼食。ホテルで途中で撮った花の写真を見せ名前を聞いたが、花には全く興味がないようすで分からないという返事でした。 |



| 宗教的なお祭りのあとのようなもの。木製の人形とススキが飾ってありました。 |
| New Bridge 近くの Himalpani Guest House でちょっと休憩。 |


| New Bridge を渡ってからしばらく登った所の集落で子どもが遊んでいました。黒い玉のようなものを使っていたのでビー玉のようなものかもしれません。 |




| Jhinudanda ~ Bamboo |


| この日の朝は好天で、Annapurna South と Hiun Chuli にだんだんと陽が当たって行く姿を見ることができました。ルートは深い谷沿いにあるので広い範囲の山を見渡すことはできません。 |


| 急な上りなので、ちょっと進んで振り返ると Jhinudanda のロッジが下に見え、高度を稼いだ感じでした。 |


| さらに登ると靄でかすんでいますが Machhapuchhare が見えました。魚の尻尾と言われる独特の形なのですぐに分かりました。 |
| こちらの山は周囲の山が見えないのでよく分かりませんが Gandharwa Chuli かもしれません。 |


| Machhapuchhare View Guest House 付近から見た Annapurna South。 |
| Machhapuchhare View Guest House。名前通りとはいかず雲がかかって付近からは Machhapuchhare は見えませんでした。 |



| Chhomrong への道は石段の上りが続く |
| 日本人のパーティーと会い、おしゃべり。 |
| Chhomrong のルート中の最高点付近の景観。雲がかかっているが遠くの山が見えてくる。 |




| Chhomrong の高いところから町の中心部を見る。ロッジやレストランの他にベーカリーやピザ屋さんもありました。 |
| 長い石段の道を下ってこの吊橋を渡って Sinuwa に向う。 |



| これも Sinuwa で見た太陽と月を描いた石。浅く彫ってあるところを新しく白く塗り、見えやすくしてありました。 |
| Sinuwa の Sherpa Guest House で昼食。この間に雨が降り出しましたが 、出発するとすぐやみました。 |


| Bamboo に向う道。シャクナゲの大木が出迎えてくれます。 |
| Bamboo の Bamboo Lodge に宿泊。名前のとおり付近には竹がたくさんあり、A.B.C.付近には雪がたくさんあると聞いたガイドがストックを持っていない人に竹の杖を用意してくれました。 天気は芳しくなく、夜には雨が降り、高いところは雪だろうと心配でした。 |
| Bamboo ~ Deurali |


| 空が明るくなり始めた頃、深い谷の壁から Machhapuchhare がちょっとだけ頭を出していました。 |
| 日が差しても Machhapuchhare はシルエットのままでしたが、白く輝く雪の山も見えました。 |


| Bamboo から少し歩くと眺望がひらけ、Annapurna の山々や Machhapuchhare も見えました。 |



| Dovan に向う |
| Dovan, Dovan Guest House |
| Himalaya Hotel に向う道の白い沢床 |



| Himalaya Hotel に向う |
| Himalaya Hotel に向う |
| Himalaya Hotel |

| Himalaya Hotel 付近から見た山。多分 Gandharwa Chuli。 |
| Himalaya Hotel で休憩したときにガイドが出してくれたチウラ。炊いたコメをつぶして乾燥させた物。そのまま食べることもできるし、水分に浸してたべることもできる。アルファー米みたいな物。 |




| Hinku Cave。Hinku は現地の言葉で洞窟だそうです。 |
| Deurali に向う。昨日の雨の影響で滝ができていました。 |
| ポーター。ロッジなどで必要なものはすべてこうした人達によって運ばれているそうです。 |



| Deurali から続々と人が下ってきます。 |
| お坊さんでしょうか、こんな姿の人も。足元はしっかりと登山靴を履いていました。 |
| Deurali はロッジの数も多く賑わっていました。Shangrila Guest House に宿泊。 |
| Deurali ~ Annapurna Base Camp |

| 宿泊したロッジ付近からはアンナプルナの山は見えませんでしたが、歩き始めてまもなく『雪崩危険地帯』という案内があり、そこから迂回路をたどると河原に出て,左岸に渡ると見えてきました。太陽の位置の関係で Machhapuchhare はシルエット気味でしたが見えました。 |



| 雪崩を避けるための迂回路からこの橋で右岸に戻ったあとも谷はアンナプルナの方には開けていて、雪で輝く山を見ることができました。 |


| Machhapuchhare Base Camp に到着。Machhapuchhare には雲がかかっていましたが、山頂が見えた瞬間にパチリ。 |



| M.B.C.での眺望は芳しくないので予定を変更してA.B.C.に向う。 |
| M.B.C.のようすが気になって振り返るが相変わらず霧の中。 |
| 雪が出てきましたが、固く締まっているのと緩い傾斜で雪のほうが歩きやすい。 |

| A.B.C.に向う途中 Machhapuchhare が気になって何度か振り返ってみると雲の切れ間にほんの短い時間だけ見えた時がありました。 下の方の大部分が雲に覆われているためでしょうか、遠近感が失われ、私の方に覆いかぶさってくるような迫力を感じました。 |



| A.B.C.に近くにはクリーニングキャンペーンの看板がありました。 |
| 雪だるま。どこの国人が作ったのか。日本のものとは表情が違って面白い。 |
| A.B.C.に到着。こんなにガスっていました。 |


| Snow Land Lodge に泊まることになりました。 |
| 昼近くにA.B.C.に到着しました。しばらくすると雪が降り始め午後3時頃まで降り、2cm程積もりました。 |


| 3時15分ころからM.B.C.方向に見える山にかかる雲が切れ始め、それから25分くらいだけ山が見えました。 |




| 短い時間ですがM.B.C.方向の山をみることができましたがAnnapurna South, Annapurna Ⅰ, Singu Chuli の方は雲に覆われていました。 |
| Annapurna Base Camp |
| 朝起きると雪が降っていて、直ぐ止みそうな気配はありません。なお朝6:00の気温は0℃でした。雪は昼近くになっても止まず、まだAnnapurna
Ⅰを一度も見ていないのでA.B.C.にもう一泊することにしました。 雪は夕方まで降り続き、積雪は15cm程になりましたが、5時半頃になってやっとM.B.C.方向の雲に切れ間ができ山が見えてきました。でも相変わらずAnnapurna Ⅰの方は雲に覆われたままでした。 |


| このトレッキング中の大部分の宿や食堂のメニューは内容に少し違いがあるものの、英語であることやレイアウトなど体裁はほとんど同じです。また注文するときには色紙に印刷された伝票に注文する側が記入するのも同じでした。 でもメニューに書かれている料理の名前が同じでも内容はまったく違うということはありました。 |
| 午後3時ころの積雪のようす |
| 余りにも暇で、昼食時に撮った食堂のメニュー |






| 夕方5時半ころになってやっと見えてきた山です。この後日が暮れてゆきましたが、雲はどんどん取れ好天になる気配で、最後は Machhapuchhare
が夕日に色づきました。 明日は Annapurna Ⅰが良く見えそうだと期待が高まりました。 |
| Annapurna Ⅲ と Gandharwa Chuli |
| Gandharwa Chuli と Machhapuchhare |
| Tharpu Chuli |
| Machhapuchhare |
| Gandharwa Chuli |
| Annapurna Ⅲ |
| Annapurna Base Camp ~ Bamboo |

| Annapurna South |
| Bharha Chuli |
| Annapurna Ⅰ |
| Singu Chuli |
| 好天に恵まれ、くっきりとした360°の展望ができました。その上前日の雪のおかげで Annapurna Ⅰの氷河の下部に広がるモレーンをはじめ、その他の岩肌が見えていた部分も白くなったところが増え、見ごたえがありました。 |

| Machhapuchhare |
| Hiun Chuli |
| Annapurna South |
| Annapurna Ⅰ |
| Bharha Chuli |
| Bharha Chuli |
| Annapurna Ⅰ |
| Singu Chuli |
| Tharpu Chuli |
| Annapurna Ⅲ |



| ロッジの前で眺望を楽しむ |
| いよいよ下山開始。名残り惜しさに振り返って山を仰ぎ見る。 |
| 続々と下山する人達。15cm程の新雪のおかげで歩きやすい。 |


| Annapurna South を背に下山 |

| M.B.C.のロッジが見えてくる |
| Gandharwa Chuli を見ながら下る |


| M.B.C. |
| M.B.C. |



| 河原まで下ってひと休み。この後、登るときと同じ雪崩回避用の道を辿る。 |
| この橋で雪崩回避用の道から通常ルートに戻る。Deurali は近く、写真の上部にブルーのロッジが写っていました。。 |
| Deurali, Shangrila Guest House |


| Hinku Cave の手前には登るときにはなかった雪崩の跡がありました。登るときには迂回してしまったようです。 |
| Hinku Cave |



| Dovan に向う道 |
| 大きな白い岩の上を歩く |
| Bamboo。トレッカーではなく地域の子供達のキャンプのようでした。宿泊予定の Bamboo Lodge は直ぐそばです。 |
| このトレッキングの目的の一つだったA.B.C.でアンナプルナの山々の展望がこれ以上望めないほどの好天のもとででき、無事ここまで下山できたことと、この日がネパールの正月であることを祝って、夕食前にガイド、ポーターを含めた全員でビールで乾杯し、日本から持参した餅を食べました。 |

| 夕食後、食堂にはロッジの主人の家族や親戚の方が集まり楽しそうにおしゃべりをしていました。食堂は家族の居間であり、子供の寝室にもなっているようで、このように集まるのは正月だからというのではなく日常的な光景のようです。 私たちは8時過ぎには引き上げましたが、その後、太鼓の伴奏で歌が始まり、話し声のようすから食堂に集まっている人の数はふえているようでした。これは正月の行事なのかもしれません。 このためなかなか寝付けませんでした。 |
| Bamboo から Sinuwa に向かって石段の道を上ってゆくと、材木を運んでいる人たちに出会いました。聞くとM.B.C.で建築に使う木材で、1本の重さは40~45kgあるそうです。2本ずつ運んでいたので80~90kgを担い、道の狭いところではほぼ横歩きです。頭で担っているので横歩きの時は顔も横に向けていなければならず、進行方向を見るのは大変そうです。それでも右の写真のようにわれわれが石段を上り切るまで待っていてくれる余裕です。 |

| Bamboo ~ Chhomrong |



| 石段を上り切るとよく整備された道になり、そこで石を割って整備に必要なサイズにしていましたので道の整備工事は今も続いているようです。 |
| 日本人の大きなパーティー |





| 鉢植えの花で飾られた Sinuwa のロッジ |


| Sinuwa Lodge から見る Gandharwa Chuli と Machhapuchhare |
| 大きな荷物を担った人が次から次と通ってゆきます。額で荷物を担い棒を持つのが典型的なスタイルのようです。 |


| 道端に自生する大麻。ネパールでは珍しくないそうです。 |
| Chhomrong への上り。石段が続く。 |
| Chhomrong のロッジが建ち並ぶ高いところはまだまだ先。 |



| 私の誕生日を祝うためのケーキを買いにChhomrong のベーカリーに行くと、ショートケーキはありましたが数が足りません。直ぐできるというので休憩場所に届けてもらうことに。 |
| ベーカリー間近のMountain View Lodge で休憩。昼食中に雨が降りだしたので、もっと先まで行く予定を変更してここに宿泊することにしました。 |


| 届けられたケーキ。7つ買ったので当然切ってあるものと思っていましたが違いました。ベーカリーにナイフを借りに行きました。 |
| 長いトレッキングルートの中でショートケーキが買えるのは多分ここだけでしょうし、その上ここに来た日がたまたま私の誕生日だったので同行の皆様に祝っていただきました。 偶然が幾つも重なった思い出深い誕生日になりました。 8年前ネパールに来たときには誕生日にカラパタールに立ちましたが誕生日のことはすっかり忘れていて、このことに気づいたのは日本に帰ってからでした。 |
| 雨が上がったので Chhomrong のトレッキングルートより高いところに行ってみました。山羊と馬鹿は高いところへ登りたがるという言葉が頭をよぎりましたが、やはり高いところへ行きたくなるものです。 |


| 農家の庭先にあった祭壇のようなもの。果物が供えられ、何かを燃やした灰もあり、日常的にお参りされているようでした。 |
| 完成間近の学校がありましたが、工事はまったく行われていませんでした。 |



| さらに上ってゆくとこんな道標がありました。トレッキングルートのバイパスのようになっていて、このルートをトレッキングする人もいるのかもしれません。 |
| 一軒家。ここから明日歩く予定のルートがある谷を見通せました。 |


| 戻る時は途中で登ったルートから離れ、畑の縁や農家の庭先をかすめるように下り、A.B.C.に向うときに歩いた道に出ました。 |
| 今夜泊まるロッジが見えてきました。ロッジに近くなるあたりで少し雨に降られました。 |
| Chhomrong ~ Ban Thanti |

| これから谷に下るので Annapurna South とは暫しのお別れ。Chhomrong は高いところなので左に4285mの無名峰らしい山が見える。 |


| A.B.C.に向うときに歩いた道からここで分かれ Poon Hill に向う道に入る。 |
| Durbin Danda の Hill-Top Rest House。ここで福岡から来たご夫妻に会いおしゃべり。 |

| 緩やかな道を谷に向かって下って行き、まずこの橋を渡りました。 |
| 橋を渡ってしばらくすると Ghurnung のNamo Buddha Guest House に着き、その先の急な坂道を下ってこの大きな橋を渡りました。 |
| 橋を渡ってまもなくロッジがあり、その先は急登で、振り返ればどんどん高度が上がるのを実感できました。谷の対岸の歩いてきた道も遥か下です。 |
| 休憩した農家の軒下に下げてあったミツバチの巣。丸太をくり抜き、両端を泥で蓋をしたもの。中央の穴がミツバチの出入口。こういう形の巣箱をあちこちで見ました。 |






| Chuile の Mountain Discovery Lodge は広々とした庭のあるロッジだが、ここは休まずに通過。 |
| Tadapani の Grand View Lodge で昼食。おみやげを売る店もありました。 |

| Ban Thanti の Tranquility Guest House で休憩中に雨が降りだし、傘をさして歩き出しましたがすぐに止みました。 |
| Ban Thanti の Sankar Hotel に宿泊 |

| 沢沿いにある小さなロッジで、宿泊したのは私達だけでした。そんな訳でわがままが利き、食堂の隅の籠にトマトがあるのを見て出してもらったり、呑んでいるときにカトマンズの友人が送ってくれたというカガティーというレモンの佃煮みたいなものを出してくれました。その独特の味が気に入り、ガイドにカトマンズで探してもらっておみやげにたくさん買ってきました。 宿の奥さんとも盛り上がり、一緒の写真を撮らせてもらいました。 |
| Ban Thanti ~ Ghorepani |


| Ban Thanti にはシャクナゲが多い |
| シャクナゲを見ながら |



| Ghandruk にはロッジやレストランやおみやげ店がいくつもあり、たいへん賑わっていました。 |

| Deurali Pass へ向かう道は樹林帯で、Dhaulagiri は木に遮られて全体はなかなか見えません。この写真はビューポイントとの案内があったところから撮りました。他ではこのようには見えませんでした。 |
| Dhaulagiri(左)と Tukche |


| Deurali Pass |
| Deurali Pass から Poon Hill 方向。Poon Hill の展望台は確認できましたが、眺望を楽しむという状態ではありません。 |

| Deurali Pass から見る Dhaulagiri(左)と Tukche。これ以外の山は雲に覆われて見えませんでした。 |







| 巨大なシャクナゲに取り囲まれているような道を Ghorepani に向けて下る。 |
| Ghorepani はロッジがたくさんあり、日本で言えば旅館街にあたるような町です。 |
| 宿泊した Nice Viewpoint Lodge |
| 昼前に到着したので時間を持て余し、ガイドやポーターは洗濯をして裏庭に干していました。 天気は芳しくなく、雨が時々降り、時には大粒の雹が降り、すごい音がして怖いくらいでした。 ロビーには大きな薪ストーブがあり暖かく過ごすことが出来ました。 |
| Ghorepani ~ Hille |

| Machhapuchhare |
| Annapurna South |
| Hiun Chuli |

| Machhapuchhare |
| 朝日に染まる山を見ようと暗いうちにロッジを出て Poon Hill に向かいました。しかし残念ながら雲がかかり一部しか見えませんでした。特に見たかった Dhaulagiri ほとんど見えませんでした。その上、見えたところも靄がかかりだいぶ霞んでいました。 |



| Poon Hill には非常に多くの人がいて人気の高さに驚きました。 |



| Ghorepani を発ってすぐに雨が降りだし1時間ほど雨やどり。その後こんな景色の道を傘をたたんだり、開いたりしながら下山。 |


| これから下る方が見通せる場所。石段の多い道を谷に向かってどんどん下りました。 |
| この橋を渡ればまもなく Tikhedhungga |


| Tikhedhungga の Laxmi Guest House で少し休憩 |
| この先はしばらくロッジがないということで、この Hille の Laxmi Lodge に泊まることになりました。 |
| 夕方には雷が鳴り、けっこう強い雨が降りました。近くのロッジにいる人達が道路に出てきて、シャワー替わりに雨を浴びていました。気温はそんなに高くないのに良くやるなーと感心しました。 |
| Hille ~ Kande |



| 宿を出てから最初に休憩した所。広々とした気持ちの良い所でした。 |
| 道は川沿いにあり、対岸にも住宅があるのでこのような吊り橋が多い。 |



| 車の通れるほどの幅のある道に出ました。最初に出たところには土砂が積み上がり、重機があったので拡幅工事の最中のようです。 |
| 拡幅工事で出た岩を谷の方に放り出し、吊り橋の通路が塞がって通れそうもありません。 |
| 道脇の斜面から岩が落ちてきそうなところもありました。 |



| 広い幅の道を30分ほど歩くと Birethanti への分岐があり、そこを辿りました。 |
| 分岐して間もなく Matathanti Lodge に着き、休憩しました。そこで勧められて川魚の煮た物と唐揚げを食べました。どちらもカレー味でした。すぐ前に川があるのでそこでとった物のようです。 |


| ロッジから少し歩くとこの橋を渡りまた幅の広い道に出ました。 |
| 広い幅の道を20分ほど歩くとまた Birethanti への分岐があり、そこを辿りました。 |



| Birethanti はロッジや店が建ち並ぶ大きな町で、写真の橋で渡った対岸にもロッジや店が並んでいました。 |


| 渡った橋の隣には車も通れる橋が建設中でした。 |
| 橋を渡ったところには車の通れる道が通じていて、タクシーもありました。 |
| 当初の予定ではここから Nayapul に行き、そこから車で Pokhara に戻る予定でしたが、時間の余裕があるので Nayapul までの道が出来ていなかった頃の昔のトレッキングルートを
Chandrakot, Sarangkot と辿り、Pokhara に出ることにしました。 現在は Birethanti まで車が入っていますのでトレッキングの始点あるいは終点は Birethanti になっています。橋が出来ればその先の道はHille 近くまで出来ていましたので、トレッキングの始点あるいは終点はさらに奥になるのかもしれません。 |



| Chandrakot へ向かう道のけっこう高いところにも家や畑がありましたが、Chandrakot に近づくあたりは歩く人が少ないらしく崩れて廃道のようになっているところがありました。 |


| Chandrakot の Hotel Nirvana で昼食。何軒かロッジのような建物がありましたが営業しているのはここだけでした。ここもアンナプルナの展望で有名なところだそうですが、道路ができたためトレッカーのルートが変わってしまった寂しさが漂っていました。またここにもポカラに通ずる道から分岐した道路が出来ていてバイクが来ていました。 天気が悪くアンナプルナの展望はまったくだめで、昼食中に雷を伴った雨が降りだし、なかなか出発できませんでした。 |


| Pokhara と Nayapul を結ぶ道路に出ました。Lumle という町で、近くにホテルがありましたが改装工事中で宿泊できませんでした。 |
| Lumle のようす。道沿いには屋根付きのバス停のようなものがありました。 |
| Lumle から1時間ほど歩き、Kande の Thakali Hotel に着き、ここに宿泊することになりました。 |
| Kande ~ Sarangkot |




| ホテルの近くに基地があるらしく、軍人が道路を走っていました。 |
| Nagdanda から Annapurna South とHiun Chuli が見え、手前の尾根にはA.B.C.に向うときに歩いたDhampus の建物らしいものが見えました。 |


| ホテルの前で合図し、止まってくれたこのバスに乗りました。目的地の Nagdanda の少し手前で乗りたい人がいて、われわれが降りれば乗れるので降り、歩きました。 |
| Machhapuchhare も見え、この右のほうには Manaslu らしき山も見えました。 |
| Sarangkot に向う道は車が通れそうな幅がありますがまったく通らず、バイクと一回すれ違っただけで、地域の人の話を聞いたり、景色を楽しんだり、日本では見かけない植物を見たり、花を見つけて写真を撮ったりしながら、のんびりと歩けました。 |







| だいぶ遠くから見えていた Sarangkot の展望台が近づいてくるとこの Sherpa Hotel に到着しました。まだ昼前でしたがここに宿泊することになりました。 この日は晴天でしたが、靄がかかって遠くの山は霞んでいましたので展望台には行きませんでした。 これまで泊まったロッジには24時間ホット・シャワーが使えますと書いてあっても使えないところばかりでしが、ここは温かいお湯が出ましたので久しぶりにシャワーをあびることが出来ました。 |
| Sarangkot ~ Pokhara |

| Machhapuchhare |
| 山に朝日が当たり始めるようすを見ようと早めに Sarangkot 展望地に行きました。この他 Dhaulagiri や Annapuruna South も見えましたがだいぶ霞んでいました。 |
| Sarangkot 展望地。展望台のすぐ近くにあるひらけた場所ですが、展望台へは、間に軍事基地があるため少し戻ってから回りこんで行きました。 |
| Annapurna Ⅲ |


| 展望台。多くの人がいました。 |



| 展望台から見る Pokhara 方面。町につながる車道が見えました。 |
| 展望台 |
| 展望台に上がらなくても山は良く見えます。 |


| 展望台から宿に戻り、朝食を済ませてから、もう一度展望台の下まで来て、そこから山道を辿って Phewa Tal に向かいました。 |



| Phewa Tal に近い車道に出ました |
| トレッキングの出発前、Phewa Tal を見た時に歩いた街並みが見えてきました。トレッキングの終わりです。 |
| Phewa Tal 湖畔の遊歩道 |
| Phewa Tal |


| 宿泊した Hotel Simrik。遠くの山は Sarangkot の展望台がある山です。 |
| トレッキングは Chandrakot から Sarangkot と今はトレッカーはほとんど歩かない旧道を辿るというおまけ付きで終わることが出来ました。 午後は Devis's Fall と International Mountain Museum を見学し、夜は日本料理の店『古都』に行き、このトレッキングの締めとしました。 |
