| 2005.07.08 羅臼岳 |












| 斜里岳の登山口から岩尾別温泉に向かい、到着したのが前日の午後4時頃。ホテルの駐車場はあるが、地図にPとある駐車場は見あたらない。ホテル正面の一番離れたところに並んでいる車の間にたまたま1台分の空きがあったのでやむを得ず止め、ホテルに駐車場の場所を聞きに行った。木下小屋の近くに数台止められ、他には駐車場はないので路肩だけだという。木下小屋に見に行くと駐車場の傾斜が強く、車中泊には向かない。やむを得ず止めたところはホテルの敷地ではなく路肩らしく、平坦で駐車スペースの特等席みたいな所だった。 |
| 登山口にある木下小屋 |
| 入山者名を記入するノートがある |
| 立派なトイレもある |
| 4時半頃出発。登山道はよく整備されていて朝露に濡れるようなところはほとんどない。このあたりはアリが多いので、掘り起こして食べるためにクマがよくやってくるので注意という看板があり、『クマ出没。注意』などというのと比べるとリアリティーがあって知床らしい。 |
| 銀冷水を過ぎて間もなく羅臼平に登る雪渓に入った。まだ早朝のため雪面はだいぶ固く、ウオーキングシューズではキックステップがほとんどきかないので傾斜が急なところでは慎重に登った。古いステップの跡らしいところは雪の色は変わっているがステップは残っていないので自分でルートを決めて好きなように登れるのもまたいい。羅臼平が近づくと雪が融けて間もない雪渓脇の草地に花が咲いているのが見え、羅臼平の花を早く見たいという気持ちが高まる。 |
| 羅臼平 |
| 食料を熊から守るための保管箱。話には聞いていたが見るのは初めて。 |
| 羅臼平は一面のお花畑で花の種類も量も多い。写真は下山時に撮るつもりだったが、天候がどう変わるかもしれないので少しは撮りながら山頂に向かう。山頂直下の岩場まではずっとお花畑で花を楽しめた。 |
| 山頂にだけ雲がかかっている状態で展望はなかった。風を避けるため岩陰に入って20分ほど待ったがだめで、あきらめて下山。 |
| 羅臼平に下る頃には登ってくる人が続々と。後方は三ツ峰 |
| 羅臼平。荷物を置いて羅臼岳に登る人も多い。 |
| 帰路は花の写真を撮りながら下った。羅臼平に戻ったときには大勢の人が来ていて騒然とした雰囲気だった。 |
| 雪渓も多くの人が登っていて、ステップもしっかりしたものになり階段を上るような状態になっているところもあった。 このころになると雪は柔らかく、運動靴でも簡単にかかとをけり込めるのでステップを登りの人に譲っても簡単に下ることができた。 |
| 11時には登山口に戻り、岩尾別温泉のホテル地の涯で温泉に入って汗を流してから、硫黄山の登山口に行く途中にある知床五湖に向かう。 知床五湖の駐車場の手前でカムイワッカの滝方面にゆく道路が閉鎖されているのを見る。駐車場の人に聞くと、7月13日からシャトルバスが運行されるが、現在は閉鎖されているという。13日まで待つわけにはいかないので硫黄山に登ることを断念する。 |