2007.05.23 櫛形山
フォト山紀行
2007年 フォト山紀行一覧に戻る 前のフォト山紀行 次のフォト山紀行
山行記録に戻る
トップに戻る
 まだ花の時期には早く、静かな原生林の遊歩道歩きといったところです。花はまだでも芽吹きははじまっていて、新緑を楽しみました。コースのほとんどは樹林の中ですが、林の切れ目から白く輝く南アルプスの山々が見える所があり、素晴らしい眺めに得をした気分です。
池の茶屋林道終点の登山口にある休憩所。トイレ付き。
休憩所前の広い駐車スペース
休憩所の脇にある登山口の道標
 登山口からちょっと登り、櫛形山に続く尾根の鞍部に出たところから見えた富士山。好天が期待できる景色に満足。
 鞍部から見上げる急な尾根にはジグザグに付けられた登山道が見える。急な斜面を歩くのはここだけで、あとは緩い斜面や平坦な道が多く、遊歩道といった感じだ。 
櫛形山山頂。周囲を樹林に囲まれ展望はないが樹間から白い南アルプスの山があることは確認できる。この写真の櫛形山は2.5万図の櫛形山から北の方に500m程離れたところにある。2.5万図の櫛形山の位置には山頂を示す道標はなく、コースタイムも取らずに通過してしまった。
山頂から5分程歩いたところにある、ほこらキャンプ場への分岐とその近くにある草原の周囲にあるサルオガセのかかった木。いかにも原生林、深山といった雰囲気。この辺りから裸山の登りにかかるまでの道はほぼ平坦な原生林の道。
裸山の入口。入口からは両側にロープを張った登山道が裸山の山頂を通るループになるように付けられていた。時期になればアヤメがたくさん咲くところなので踏み荒らされないようにするためだろう。
裸山山頂。樹間には南アルプスの山が見える。
アヤメ平避難小屋
アヤメを取らないように呼びかける看板
アヤメ平を一回りできるように付けられたロープで区画された観察道
アヤメ平の観察道から見えた北岳
サクラが咲いていた
アヤメ平からの帰路、原生林道への分岐付近から見た富士山。
帰路、櫛形山山頂から木の隙間を見つけて撮った富士山
帰路、ジグザグの登山道が付いた急斜面の上部から見えた荒川三山
北岳、間ノ岳、農鳥岳
 コースのほぼ全体が樹林の中にあるので南アルプスや富士山を見ることのできるところは少ないが見えると感激が倍加するといった感じだ。
 花はまだずっと後というようすだったが、日当たりのいいところではカタバミとスミレがたくさん咲いていた。