2008.01.08 塔ノ岳、三ノ塔、二ノ塔、岳ノ台
フォト山紀行

 

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 塔ノ岳から二ノ塔を経てヤビツ峠に至る道は何度も歩いていますが、二俣から小丸に至る道は歩いたことがないので歩いてみました。また二ノ塔からヤビツ峠に行く途中で分岐し菩提峠、岳ノ台を経てヤビツ峠への道も歩いたことがないので、三ノ塔から大倉に直接下る予定を変更して歩いてみました。
 大倉から登るときは、大倉尾根か風の大橋を渡って三ノ塔に向かうか水無川沿いの林道を歩くかで、大倉から二俣に向かって歩くのは初めてだ。
 二俣に行くときは渋沢からタクシーを使うのが普通だが、今日は一人なのでタクシー代をけちって大倉から歩いた。
 大倉、二俣間は5年ほど前の秋、西丹沢自然教室から檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳、鍋割山と辿って二俣に下りて歩いたことがあるが、逆方向であることと、大倉に着いたのが夕方6時頃で、だいぶ暗くなっていたので、初めて歩くような感じで歩くことができた。
大倉バス停付近の二俣方面を示す道標
二俣の道標。ここから大倉尾根の小草平に行く道がある。
二俣からほんのちょっとだけ林道を進んだところにある小丸に続く道の入口。ここから山道に入り小丸に向かった。
 小丸への道の大部分は幅広の尾根につけられた道で、勾配の強いところはジグザグに、弱いところは直登するようになっていて歩きやすい。下草のないところが多いのでジグザグの部分を直登するようなバイパスも随所にある。歩く人は余り多くないと思っていたがしっかりとした踏み跡があり利用する人は多いようだ。前日に東京に小雨が降ったが、丹沢の高いところは雪だったようで、標高1000m付近からうっすらと雪があった。
西側にある鍋割山から寄に達する尾根より高度が高くなるとその尾根越しに富士山が見えた。桜の咲く頃の気温になるとの予報だったので、春霞のせいかだいぶ霞んでいた。
小丸
 塔ノ岳山頂から見る富士山。高いところはくっきりと見えるが、低いところは霞んでいた。

 尊仏山荘に寄り、甘酒をいただき、ゆっくりと昼食を食べてから三ノ塔に向かった。

 烏尾山付近は雪融け、霜融けでいつものような泥んこ道だった。
 予定では三ノ塔から大倉に下るつもりだったっが、岳ノ台に行ってみたくなり、二ノ塔に向かう。二ノ塔からはヤビツ峠に向かい、林道に出たところから林道を辿って菩提峠に行く。
菩提峠の道標。ここから岳ノ台に向かう。
菩提峠。広い駐車スペースがある。背景は大山。
岳ノ台の展望台。下は屋根付きの休憩所になっている。
岳ノ台。後方は大山。
方位盤。北は大山だけだが、南は大島や、伊豆半島が見えるらしい。
 ヤビツ峠の降り口。ヤビツ峠からは富士見山荘方面か大山方面にしか行ったことがないので今まで気がつかなかったが、バス停のすぐそばに岳ノ台の入口があった。

 秦野へのバスは冬期運休中で、蓑毛まで歩くことになった。
 岳ノ台のコースは富士見山荘から車道を歩いてヤビツ峠に出るよりずっと気持ちよく歩ける。ちょっと時間は余計に掛かるが、時間に余裕があれば岳ノ台コースの方が良さそう。