2008.02.21 沼津アルプス
フォト山紀行

 

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 アルプスといっても地図を見るとコースの大部分は標高200m位で、遊歩道か里山の道を想像して行きましたがなかなか手強い道でした。特に大平山(おおべらやま)から新城の間はワイルドな道で、岩稜の痩せ尾根のような所もあり意外でした。

黒瀬バス停近くの登山口。バス停から近づくと擁壁に隠れてこの道標は見えないが、尾根の末端にあるのでそこを目指せば分かりやすい。

登山口からちょっと登ると沼津の街並みと富士山が見える。
車道に出ると間もなく香陵台に着く。お寺の境内らしくはないが五重塔があった。朝の散歩に来ている方がけっこういて、こんな快適な散歩コースが身近にあるのは羨ましい。
香貫山山頂。電波の送信施設のようなものがあり山頂が占領されている感じ。近くの展望台には寄らずに徳倉山に向かう。
登山道は一旦ここで車道に出る。ゴルフ練習場の脇を通り、八重坂峠までは車道を歩く。途中車道をバイパスする山道があった。
八重坂峠からの登りは急で虎ロープが張ってある。一旦緩やかになったところには中弛という地名のある道標があり、その後もまた急坂で、ここにも虎ロープが張ってあった。ここを過ぎると横山に到着。
横山
横山峠
徳倉山の山頂は広い草原で、草原に座って休憩した。富士山や南アルプスの山並みもよく見えた。
山頂にある石祠
徳倉山からの下りの道には竹の手摺りがあった。何となく懐かしい感じ。
戦時中の『対空壕』 崩落して危険なので近づかないように綱が張ってある。防空壕という言葉は知っているが対空壕というのは初めてだ。対空というからには飛行機を撃つ兵器があったのだろう。
千金岩。ここから静浦漁港が眼下に見える。
志下坂峠近くの大トカゲ場という地名。「トカゲをきめる」と山言葉にあります。トカゲが石の上で日向ぼっこするように「大休止」して下さいと書いてある。
志下峠の近くにある中将宮。平重衡が追っ手を逃れるため隠れ住んだところだそうだ。
鷲頭山
大平山(おおべらやま)。道標にふりがながあった。
大平山を過ぎると、梯子やロープを頼りに登るところがあり、道のようすが一変する。岩登(ベテラン)コースと書いてあるところもあったが、迂回ルートがあり私は迂回ルートを通った。
迂回ルートにもこんな所があった
富南城大平新城跡。ここで左に折れ新城バス停へ。
バス停近くにある圓教寺
新城バス停
 好天に恵まれ、日向ではぽかぽか、日影にはいるとひんやりという最高のハイキング日和だった。大平山より先は意外にも深い山に入ったような道で、とても楽しめました。