2008.09.24 鶏頂山、釈迦ヶ岳、中岳、西平岳、剣ヶ峰
フォト山紀行

 

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 天気に恵まれ釈迦ヶ岳では日光、尾瀬、那須の山々を見ることができました。前日に引き続いて強う風が吹いていましたが、コースのほぼ全部が樹林帯なのであまり影響を受けず、むしろ適度な風のお陰で涼しくて快適でした。ただ西平岳のガレ場では、突風が吹いたら危ないと思いながら歩きました。
 2.5万図の剣ヶ峰にはちょっと騙されてしまったような気がしないでもないが、その分山に長くいられたことで良しとしよう。それにしても道標に剣ヶ峰と書かれたものが見あたらず、山頂らしきところにも何の表示もないのは不思議だ。
日塩もみじライン脇の鶏頂山神社の鳥居が西口登山口
大沼へは帰りに行くことにして、弁天沼に向かう
 歩きながら剣ヶ峰と思われる山をみると名前にふさわしい峨々たる岩峰ではなく樹林帯のなだらかな山だが、予定通り釈迦ヶ岳に戻り、剣ヶ峰に向かう。
鳥居前の駐車スペース
剣ヶ峰に近づいて見る、剣ヶ峰(左の峰)とその右の1590m峰。剣ヶ峰と思われるところについても何の表示もない。
中岳との鞍部のちょっと上から見た中岳。その先は西平岳に続く尾根。
釈迦ヶ岳
剣ヶ峰のちょっと先に50m高い所があったので行ってみると山名の表示はなく、矢板市の最高点と書いたプレートが下がっていた。ここで引き返す。
山頂の釈迦如来像。新しいもののようだ。
釈迦ヶ岳の山頂から中岳との鞍部に至る道は笹原にあり、刈り取ったササが道を覆い、滑ってとても歩きにくかった。登り返すときにも滑ることがあったほどだ。
山頂より見る日光の山。左から男体山、女峰山、太郎山、白根山。この他、尾瀬の山や那須の山が見えた。
西平岳のガレ場
中岳
 往路を弁天沼近道の分岐まで戻り、大沼入口から大沼に行ってみた。沼の岸で陸生の草が少し水没していたので通常より水位は高いようだが、沼には岩がゴロゴロとしていた。
弁天沼
弁天沼の社。石碑が沢山あった。
鶏頂山山頂入口の鳥居
山頂の鶏頂山神社
鶏頂山山頂。背景左は釈迦ヶ岳、右は中岳
鶏頂山から分岐に戻り、釈迦ヶ岳に向かうと弁天池近道の道標があった。帰りはここから下ることを確認する。
弁天池近道の分岐から見る鶏頂山
釈迦ヶ岳と大間々台の分岐。まず釈迦ヶ岳へ。
中岳山頂の鳥居
西平岳
西平岳山頂の高原山神社境内地という看板。宮司和気とあり、古代の由緒ある和気氏が現代に続いているようだ。
大沼
 釈迦ヶ岳から西平岳への道ははっきり付いているものの踏み跡は非常に薄い。釈迦ヶ岳の南斜面の刈り取った笹も踏まれたようすはほとんどなく、それ以降も岩は苔むし、土の地面には草が生え、靴跡はほとんどない。道でありながら自然のままの山の斜面のようで、ひと味違った歩きを楽しむことができた。