| 2008.10.12-13 尾瀬ヶ原、アヤメ平 |
| 両日とも好天に恵まれ、紅葉真っ盛りの尾瀬を高校の同期18名のパーティーで賑やかに楽しんできました。ほぼ50年ぶりという方もいましたが、そこは高校の同期、すぐにうちとけ、東電小屋では夕食前に酒盛り、また夕食後にも消灯時間が来るまで酒盛りとこちらの方でも大いに盛り上がりました。 |

| 尾瀬林業にお願いして、東電小屋やバスの手配をしていただいての旅行。紅葉真っ盛りの3連休中とあって交通渋滞の影響を受ける。地元のバスだったので、昭和ICで下り、裏道を通って沼田街道に出、また吹割滝の手前で裏道に入ったりと運転手さんの大活躍で渋滞を避けながら鳩待峠に着いた。それでも予定より1時間半遅れていた。 鳩待峠では、これも手配していただいていた鳩待山荘で昼食をとる。ごった返している鳩待峠でまったく待つことなくゆったりと昼食がとれるなんて、これまでの山行では経験をしたことがない贅沢。 |
| 混雑する鳩待峠 |
| 尾瀬ヶ原を進めば燧ヶ岳がどんどん大きくなってくる |
| 中田代三叉路、ヨッピ橋を過ぎれば東電小屋は近い。 明るい内に東電小屋に到着し、風呂に入ったり、夕食前に酒盛りをすることもできた。 尾瀬の山小屋には風呂がある。水は豊富なのだろうが、排水の処理の手間が掛かっているのではないだろうか。 |


| 10/12 |
| ヨッピ橋 |

| 東電小屋 |
| 富士見田代。背景は燧ヶ岳。ここまで来れば後はほとんど登りはないので一安心。 |
| 10/13 |


| 竜宮十字路から見る至仏山 |

| 竜宮十字路から見る景鶴山 |
| 景鶴山は登山禁止になっているそうだが、むかし五月の連休に谷を埋めた雪を踏んで登ったことがある。その時はあわよくば平ヶ岳まで行ってこようなんて思っていたが、雪が降り出し、視界が閉ざされたので断念した。 こうして見上げているとこんな事を思い出す。 |
| 燧ヶ岳を背にアヤメ平に向かう |



| 富士見田代にはおおぜいが休憩できる場所がないので富士見小屋に向かう。 |
| 富士見小屋ではコーヒーを飲んで休憩する。 |
| アヤメ平。植生回復のための四角い区画がある。 |
| 横田代付近から見る至仏山(右)と左のピラミッドのように見える笠ヶ岳。 アヤメ平付近から横田代にかけてはなだらかな幅広の尾根が続き、眺望が開けて気持ち良く歩くことができた。 |


| 登山道からアヤメ平を望む |

| 私の学生時代には、踏み荒らされて裸地化が進み保護のためにアヤメ平への立ち入り禁止の議論が起こっていた。 そんな頃、一度ここに見に来たことがある。当時は木道はなく裸地化のひどさを目の当たりにした。その後東京電力を中心に植生回復の事業が行われてきたようだが、今もその事業が続いているのに驚いた。回復には長い長い時間が掛かることを知り、まず荒らさないようにすることの大切さを肝に銘じよう。 |
| この後、鳩待峠に下り、前日と同じコースをとって鳩待峠に戻ったメンバーと合流し、バスで帰京した。鳩待峠から戸倉の間でバスの中から見る紅葉も素晴らしかった。今年の紅葉は例年になくきれいだ。 東京駅に着くのが遅くなったので打ち上げの反省会はできなかったが、お互いに近いうちの再会を約して解散となった。 |
