| 2010.07.06 豊似岳 |
| 帰路は踏み跡を外れないように歩こうと思いましたが、とても目立つ赤布に誘われて踏み跡を外してしまいした。外した後にも赤布がありましたが踏み跡は全くありませんでした。どうも雪があるときのルートの赤布だったようです。 このため帰路もハイマツの藪漕ぎをする事になってしまいました。踏み跡に戻った後も、廃屋に戻るまでに何度も踏み跡が見つからないところがありました。 雪が藪を覆っていれば、廃屋から山頂までは高低差があまりなく、稜線がはっきりしている尾根なので簡単に歩けるのかも知れません。5年ほど前に登った渡島半島の狩場山の旧道に次ぐワイルドな山でした。 |
| 背丈の低い笹の道。視界は広いので気持ち良く歩ける。 |
| 肉牛牧場に入る林道のゲートの鍵を借りて、ここの登山道の入口まで車で入ることが出来ました。駐車スペースはありませんが、豊似岳、二枚岳登山道入口の道標と入林届箱がありました。 豊似岳の方に林道が延びていましたが間もなくなくなり、尾根に取り付く辺りは下草のほとんどない樹林で踏み跡らしきものが幾筋もありました。少し登ると下草が増え、はっきりとルートを確認できるようになり、安心しました。 |
| 豊似岳。山名を書いた板は倒れていましたが、杭に立てかけて撮影しました。草書体のような字だったので豊似岳と気付くのに時間がかかりました。 |
| 稜線のハイマツを切り開いた道 |
| 崩壊した廃屋 |
| 廃屋から先の踏み跡は藪に埋もれていました |
| 稜線よりちょっと下がったところについていた踏み跡を辿りましたが、消えてしまっているとこがたくさんあって、とうとう辿れなくなってしまいました。 うっかりして稜線から離れてしまい戻ろうとしましたが、稜線に出るにはハイマツの藪漕ぎをしなければなりませんでした。いわゆるハイマツの空中散歩で、わずかな距離でしたが随分時間がかかりました。 稜線に出るとハイマツを切り開いたルートに出て安心しました。 |





| 稜線に連なる急な斜面になるとつづら折れの道になり、ターンをするところでは、ガスっていることとも相俟って何度も何度も同じ景色を見ているような気がしました。 |



